「クリスマス」や「ハロウィン」と比較して、まだ知名度の低いイベントですが、ここ数年、日本でも注目されている「イースター」。今回は、そもそもイースターとは?いつ?何をするの?という疑問についてお答えします。
イースターとは?
イースター(Easter)とは「イエス・キリストの復活記念日」です。
ユダの裏切りで十字架にかけられ、処刑されたイエス・キリストは死んでしまいますが「3日後に復活する」との予言を残し、3日後の日曜日に予言通り復活したと言われています。
その奇跡の復活を記念した祝祭として、イースター(復活祭)が誕生しました。キリスト教を信仰する人々にとっては重要な祝祭で、クリスマス以上に重要なイベントとなっています。
イースターはいつ?
イースターの日付は「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」とされていて、毎年日付が変わります。
日付は、グレゴリオ暦とユリウス暦で異なりますが、日本ではグレゴリオ暦を用いています。
どちらもお祭りとしてお祝いして問題ないそうで、当日だけではなく、その日の40日前から50日後までの90日間が、イースターのお祝いをする期間に該当します。
2025年のイースターは、4月20日(日曜日)(グレゴリオ暦)です。
「イースター年別日程表」
2025年 | 4月20日(日曜日) | ||
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2026年 | 4月5日(日曜日) | 2027年 | 3月28日(日曜日) |
2028年 | 4月16日(日曜日) | 2029年 | 4月1日(日曜日) |
イースターは何をする?
クリスマスのように、家族でご馳走を食べるなどして過ごしたり、イースターエッグと言って、卵にカラフルな色付けをしたり、装飾をしたものを飾り付けます。
卵(エッグ)は、キリスト教において生命誕生の象徴で、キリスト復活祭である、イースターのシンボルになっています。また、イースターでは、室内や庭に隠された、イースターエッグを探す「エッグハント」や、イースターエッグをスプーンに乗せて競争をする「エッグレース」、卵を転がす「エッグロール」などのゲームで遊びます。
イースターエッグにちなんで、春の食材を使った、キッシュなどの卵料理を楽しむ方も増えています。
お子様とエッグタルトを作って楽しむのも良いかもしれませんね。
イースターエッグとイースターバニーとは?
たまごとうさぎは、どちらも古くから豊穣のシンボルとされていますが、イースターを祝う為に特別に飾り付けられたゆでたまごをイースターエッグと言い、死の殻をやぶって蘇ったイエス・キリストになぞらえて、生命の始まりを象徴しています。イースターエッグを隠して探す「エッグハント」というゲームをしていた子供が、たまごが隠された草むらから野うさぎが現れたのを見て、「イースターエッグを運ぶイースターバニー」という定説ができたそうです。
イースターの飾り付け
イースターエッグやイースターバニーの装飾でお店を飾ったり、たまごやたまごを模したお菓子などでクラフトやゲームをして楽しむイベントが開催されたり、年々盛り上がりを見せています。
彩られたイースターエッグは、イースターの飾り付けに多様されますが、「ウサギ(イースターバニー)」もイースターの飾りやシンボルとなっています。
たくさんの子供を産むウサギは、子孫繁栄の象徴で、飾り付けや置物としてウサギがモチーフの装飾も、イースターの飾り付けとして使われています。
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