SEO設定としてサイト制作(リニューアル)時に確認するチェック項目

これから紹介するSEOのための各設定以前に、SEOとして最も重要なことには、ページの内容がユーザーにとって役立つ(悩みを解決する)ものになっているか?ということです。
想定したターゲットに対して分かりやすく、有益な内容になるよう、構成や言い回しをとことん考えて文章を作成し、必要であれば、テキストだけでなく写真やイラストで視覚的分かりやすいページになっていることが前提で、SEO対策を行いましょう。SEO設定の前に、まずコンテンツありきです。

【アクセス解析】Googleアナリティクス

ページへの訪問数や流入経路などサイトのアクセス解析ができる、Googleの無料サービス「Googleアナリティクス(GA)」で、自分のサイトへのアクセスを計測できるようにするために、html内にコードを設置します。GAの設定方法については、「googleアナリティクス 設定」などで、ググると多くの情報がありますので参考にして下さい。

【アクセス解析】Googleサーチコンソール

Googleサーチコンソール」では、自分のページがユーザーに、どんなキーワードで検索されて、検索エンジンに何回表示されているかなどを知ることができます。また、サイトマップの保存場所を送信して、Googleにページを正確に認識してもらうための設定もサーチコンソールから行います。
Webページとしてのサイトマップページではなく、sitemap.xmlデータをサーバーにアップして、その保存場所をサーチコンソールから送信し登録します。
sitemap.xmlは、サイトマップの自動生成ツール「sitemap.xml Editor」などからURLを入力し自動生成することもできます。

【html】metaタグ

ページごとの説明(description)や、サイトアイコンや、SNSにシェアされた時の画像やテキストを設定するOGPなどの設定をします。

【html】タイトル

検索エンジンに表示される、タイトルタグ内の文字はSEOで重要になります。ページの内容を端的に表し、検索されたいキーボードを含むタイトルを設定します。

【html】リダイレクト

リニューアルなどで、同じページでもURLに変更があった場合はリダイレクト(301)を設定します。サーバーの機能やプラグインで転送設定が一括でできない場合は、ランディングの多いページだけでも手動で転送設定して、今までのアクセスを引き継ぐようにして下さい。
「metaタグ」「タイトル」「リダイレクト」については以下の記事を参考にして下さい。

HTMLの〈head〉内で最低限設定しておきたいタグ情報(title・meta・link)
HTMLのヘッダ情報(メタデータ)は、headタグ内に記述する情報で、Webページには表示されませんが、ページの基本情報を検索エンジンやブラウザに伝えたり、外部ファイルの読み込みを指定する、重要な要素です。 Web制作において、お...

【html】見出し(文書の構造化)

文章に、h1〜h6の見出しタグを適切に付けてコーディングされているかチェックします。見出しタグで文章の構造し、CSSでスタイルを設定することで見た目にも読みやすいページになります。「Google構造化データテストツール」でエラーをチェックします。

【html】内部リンク

サイト内を回遊しやすくするために「パンくずリスト」「カテゴリ内リンク」「関連記事リンク」などのサイト内リンクをページ内に設定します。

【ユーザビリティ】スマホ対応

モバイルファーストインデックス」と言って、PCだけでなく、スマホやタブレットなど画面サイズの違うデバイスでも見やすいページになってるページを、検索順位で優先するとGoogleが発表しています。
ご自身のサイトがスマホに最適化されているかは「モバイルフレンドリーテスト」よりご確認ください。

【ユーザビリティ】画像の軽量化

画像を軽量化するWebサービス「Optimizilla」「TinyPing」や、圧縮ソフト「Caesium」「Antelope」(Windows)や「ImageOptim」(Mac)で、画像を軽くして、ページの表示時間を短くします。ページの表示速度は「Google PageSpeed Insights」で確認して、85%以上を目指します。※最適化された画像、JavaScript、CSS をダウンロードできます。

【個人情報保護】SSL

ユーザーの送信データを暗号化して、クレジットカード情報やパスワードなどが他者に漏れないようにするためのSSL化ですが、SEOとしても有効です。

その他

サイト制作全般としては、リンク切れ時の「404ページ」に関連リンクやサイト内検索を設置して離脱率を下げたり、検索対象としないページにはnoindexタグを設置するなども行なって下さい。
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。

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